2023年11月30日 09:53

ビッグと北海道電力は、賃貸物件への高齢者の入居促進を目的に、賃貸物件に一人で住む人の活動状況を見守る新サービス「でんきでミマモ」の提供を12月1日より開始する。

高齢化が進む日本において、北海道の高齢者世帯は増加傾向にあり、なかでも札幌市における単身高齢世帯数は、2035年度には約14万世帯、全世帯数に占める割合は約16%に達すると予想されている。一方で、孤独死発生による賃貸物件の価値低下等の懸念から、賃貸物件への単身高齢者の受け入れをためらうケースが多く発生しており、単身高齢者の住宅確保が社会課題となっている。

ビッグは創業以来、北海道を中心に賃貸住宅に関する様々なサービスを事業展開している。「でんきでミマモ」は、賃貸物件に設置されたスマートメーターで計量される30分単位の電気の使用量データを解析し、活動状況に変化があった際に入居者本人および入居者の親族等に自動で知らせるもので、カメラやセンサー等の設置は不要。また、状況に応じたビッグの管理スタッフによる現地訪問も行うため、ビッグを通じて同サービスを活用することにより、賃貸物件オーナーが、単身高齢者を賃貸物件に受入やすくなる。ビッグと北海道電力は、同サービスを通じて、高齢世帯が安心・安全に生活できる住環境づくりに努めていく。

サービス提供開始日は12月1日。

ビッグ / 北海道電力