2023年11月29日 09:04

YKK APは、「マドリモ断熱窓戸建用」樹脂窓に、障子が樹脂・枠がアルミ樹脂複合構造のリフォーム専用に開発した「引違い窓ハイブリッド専用枠」を2024年2月5日から発売する。断熱性能の高い樹脂障子にアルミ樹脂複合枠を組み合わせることで施工性が向上し、枠をスリム化したことで壁厚の薄い既存住宅への取り付けも可能にする。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを推進する3省連携による住宅の省エネ化補助事業が、2023年からスタートした。高断熱の窓に交換するリフォームに高い補助金額が設定されたこともあり、2023年度上半期の「マドリモ断熱窓戸建用」の販売数量は前年同期⽐で約2倍と好調に推移している。
こうして窓リフォームの樹脂窓化が加速する一方で、施工面においては「壁厚の薄い既存住宅に納まらない」「大開口サイズに対応できない」など、リフォームならではの課題があった。
当商品は「樹脂障子+アルミ樹脂複合枠」を採用し、樹脂窓の高い断熱性能を維持したまま、アルミ樹脂複合窓と同等の扱いやすさを実現した。枠がアルミ樹脂複合構造でも、窓の断熱性能を示す熱貫流率はU値≦1.8W/㎡・Kとなり、「先進的窓リノベ事業」における改修後の窓の性能区分は、従来の樹脂窓と同じAグレードとなる。
「マドリモ断熱窓戸建用」樹脂窓引違い窓ハイブリッド専用枠は17万9800円(参考価格)。2024年2月5日発売予定。