2023年11月27日 09:38

うぶごえは、天夢人の雑誌「旅と鉄道」と鉄道の課題解決に特化した「旅と鉄道クラウドファンディング」を立ち上げ、11月24日より初号案件となるアルピコ交通のクラウドファンディング募集を開始する。

全国の多くの地域鉄道は赤字に苦しんでおり、車両や駅舎の維持が難しくなってきていると言われている。このまま何も行わないと公共性が高く本来なくしてはならない鉄道や駅、車両が維持できなくなってしまったり、鉄道を利用していた人々、鉄道ファンの思い出が詰まった場所がなくなってしまったりする状況が加速してしまうかもしれない。

鉄道の課題解決に特化した「旅と鉄道クラウドファンディング」では、車両の保存や維持、駅舎の補修、駅や路線の存続、駅を中心とした観光の活性化、廃線の観光活用化、周年イベントなど、寄付だけではなく商品や体験の販売を通して全国の鉄道事業者および関連事業者、地方自治体や観光事業者、さらには鉄道ファンに対しても、幅広い要望に対応できるようクラウドファンディングの仕組みを活用したプラットフォームの提供と事業サポートをうぶごえが行う。

アルピコ交通では、2024年3月に20100系電車を1編成新たに導入予定だ。そこでこの車両をアルピコ交通のオリジナルキャラクターである「渕東なぎさ」のラッピングをした「2代目なぎさTRAIN」として運行するべく、「旅と鉄道クラウドファンディング」初号案件として、アルピコ交通初となるクラウドファンディングを実施する。

目標金額は400万円。実施期間は11月24日19時~2024年1月14日。

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