2023年10月18日 12:43

フレックスは、「コンバージョンEVランドクルーザー60」を、10月26日から開催されるJAPAN MOBILITY SHOW 2023のTONOXブースに展示する。

ランドクルーザーとハイエースを専門販売する同社は、3月23日、トノックスとの共同事業として、「ランクル60コンバージョンEVプロジェクト」を発足。これは、ランドクルーザー60を電気自動車にするプロジェクトで、「コンバージョンEV」は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどのクルマにある従来のエンジンを電気モーターに置き換えた電気自動車を指す。

電気自動車に変身させるクルマは、1982年製のランドクルーザー60。TONOX工場敷地内での走行テストではスムーズな走りをみせた。電気自動車に生まれ変わるまでの過程では、クルマを手で触りながら考え、人と人が言葉を交わすことによってプロジェクトを進行。こうした活動を通し、人とクルマの新しい関係性を模索することが本プロジェクトのテーマとなる。

単なる移動手段ではなく、思い出が詰まったかけがえのないものでもある私達のクルマ。お気に入りのクルマを電気自動車へ生まれ変わらせることができれば、そのクルマは思い出とともに次の世代へ受け継いでいくことができる。クルマの見た目は昔のまま、しかし動力源はエンジンではなく電気モーター。そんな夢のクルマの製作に挑むプロジェクトの第一弾が、JAPAN MOBILITY SHOW 2023で初披露される。