2023年10月13日 19:12

旭化成ホームズは、子育て共感賃貸住宅「へーベルメゾンBORIKI」の入居者を対象に提供するサービス「BORIKIえほん箱」を発展させ、グループ社員からの絵本の寄付と、居住者と社員サポーターによるリユース活動を柱とした「BORIKI絵本リユースプロジェクト」を10月16日から開始する。
「へーベルメゾンBORIKI」は、関東圏を中心に、46棟(390戸)を運営。コミュニティを通して子育てを楽しむための賃貸住宅だ。入居後は、コミュニティをサポートする「お母さん大学」と、募集・運営を行う旭化成不動産レジデンスにて構成される「BORIKI倶楽部」が、入居者イベントや子育ての相談受付を実施。入居者同士のコミュニティと、子育てライフをサポートしている。2020年11月には、お母さん大学と出版社の協力を得て、絵本を通してコミュニケーションを促進する「BORIKIえほん箱」プロジェクトをスタートした。
これまでは新品の絵本を「BORIKIえほん箱」に入れて「BORIKI」入居者に届けてきたが、今回の試みでは、旭化成ホームズグループ社員約7500人に呼び掛け、自宅に眠っている絵本をメッセージと共に寄付してもらい600冊を目標に募集・調達する。グループ社員がプロジェクトに参画することで、入居者には出所が明らかな絵本が届き、グループ社員は自分の子育てに使った思い出の絵本を有効活用できると同時に、循環型社会実現への貢献も可能だ。2024年9月から、「へーベルメゾンBORIKI」各物件に届けていく。