2023年10月13日 15:44

WHILLは、関西エアポートが運営する関西国際空港第1ターミナルビルの国内線エリアで日々運用されているWHILL自動運転サービスの利用回数が1万回を突破したことを発表した。

関西国際空港では国内線エリアの改修に伴い、老若男女問わず誰もが快適に空港施設を利用できるよう、ユニバーサルなサービス提供に一層力を入れている。2022年10月のリニューアルオープンに合わせて、WHILL自動運転サービスもその一つとして導入。以降、本格的に旅行やインバウンド需要も旺盛となる中、多くの人に快適な「空港内の足」として利用され、この度、1周年の節目に利用回数1万回を突破した。

WHILL自動運転サービスでは、空港を利用する人自身のタッチパネル操作で、自動運転パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)を使い、保安検査場を通ってから目的の搭乗口まで移動することが可能。これにより、普段は案内所等で車椅子を借りる人、長距離の歩行や体力に不安を感じる人、高齢者など、すべての利用者が気兼ねなく広い空港内を快適に移動できる。

空港内ではスタッフによる車椅子介助サービスもあるが、世界に先立って加速する高齢化や旅行需要の一層の高まりなどを背景に将来的な人員不足などが予想される。WHILL自動運転サービスに置き換えることで、スタッフの負担軽減だけでなく、安定した移動サービスの提供を通じた顧客サービスの向上にも貢献している。詳しくはこちら。