2023年10月12日 09:15

神奈川県小田原市とパナソニックは、小田原市における「省資源・循環型社会を目指したまちづくりの実現」に向けた取り組みを推進することで合意し、10月10日に協定を締結した。

小田原市では、省資源・循環型社会の構築を目指しており、第6次小田原市総合計画「2030ロードマップ1.0」に定めた「家庭における1人1日当たりの燃せるごみ排出量」の削減目標484g(2024年度までに2020年度比31g削減)の達成に向けて取り組んでいる。パナソニックグループは、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を掲げ、2050年に向けて、現時点の全世界の排出総量約330億トンの「約1%」にあたる3億トン以上の削減貢献インパクトの創出を目指し、事業活動に取り組んでいる。

今回の合意に基づき、小田原市において家庭から排出される生ごみ削減を目的とした、生ごみ処理機を用いたごみの減量化に関する事業を実施する。生ごみ処理機は家庭から排出される生ごみを130℃の温風で乾燥し容積を約7分の1まで減容でき、ごみの減量化に効果があるため、効率的なごみの運搬、焼却が可能となり、焼却施設の負担軽減等に貢献する。今後、小田原市とパナソニックは、循環型社会の推進とごみ減量化を目的とした生ごみ処理の普及に関する共同事業を通じて、市民一人ひとりが、ごみ減量化に関心を持ち、ごみをなるべく排出しないライフスタイルの実践につなげていく。

パナソニック