2023年09月26日 19:41

大阪観光局は、大阪公式観光情報サイトの「OSAKA-INFO」にこれまで設置してきたAIチャットボットから、日本初導入となる20言語以上に対応可能な生成系AIチャットボットに刷新する。導入するのは、KotoznaがJTBと連携して提供する、多言語生成系AIチャットボット「Kotozna laMondo(コトツナ ラモンド)」。10月16日より導入し、今後大阪観光局公式・観光アプリ「Discover Osaka」にも搭載していく。
大阪観光局用にカスタマイズされた「Kotozna laMondo」は、「OSAKA-INFO」を中心とした大阪の観光情報を提供するWEBサイトの情報をもとに、旅行者の質問に自然な言葉で回答。また、WEBサイトの情報更新にあわせ、「Kotozna laMondo」も自動更新されるため、管理者による情報更新作業の省力化が実現する。
対応可能言語は20言語以上。「Kotozna laMondo」はブラウザ言語に応じて表示言語が自動で切り替わるため、旅行者側での言語設定を行う必要がなく、利便性の面でも大きく向上する。今後はレストランや送迎などの予約機能、防災情報等、利用者に有益となる様々な情報と連携させる予定。
2025年の大阪・関西万博に向け、生成系AIチャットボットを活用した観光案内所やコールセンターでの多言語問い合わせの利便性向上と、観光情報の管理業務の省力化を両立。来阪する訪日外国人観光客へのおもてなしの向上を図る。