2023年09月22日 12:44

カーボンリサイクルファンド(CRF)は、9月、会員企業の若手を中心に課題解決型思考を学ぶ人材育成プログラム「カーボンリサイクル大学」第3期を開講した。

CRFは、2050年カーボンニュートラルに向けて、カーボンリサイクルの広報活動に加えて、必要な人財育成にも力を入れている。CRFは今期で3期目となるカーボンリサイクル大学を開校。これまでも会員企業の若手を中心にカーボンリサイクルファンドならではの異業種連携にて、課題解決型思考を育成するカーボンリサイクル大学を開催してきている。今期もエネルギー企業、エンジニアリング企業、建設企業及び商社などの様々な業種から計19名の受講生が集まり、これから約3カ月間かけて、リバネス協力のもと、課題を見出し、解決に向けて情熱を抱く、自ら道を作って連携できる力を身に付けていく。

初回となる9月12日のオリエンテーションでは、同講座の目的や進め方を学ぶ他に、カーボンリサイクルの現場として、ユーグレナ協力のもと、横浜市鶴見区にあるバイオ燃料製造実証プラントの見学を実施した。微細藻類と使用済み食用油からできるバイオ燃料「サステオ」の製造・出荷ラインを見学した他、社員の人々とのコミュニケーションを図り、バイオ燃料における課題や今後の展望について学べた有意義な機会となった。このほか、受講生とのネットワーキングも実施し、異業種連携をスタートさせた。今後、受講生達は3回のワークショップとチーム内での議論を重ねながら、12月のチームプレゼン発表会に向けて課題解決型思考を学んでいく。

カーボンリサイクルファンド