夢見創が都内で運営するシェアキッチン「夢見キッチン」は、9月29日に都内3拠点に続く4つ目となるシェアキッチン「夢見キッチン宇部」を、代表者の地元である山口県宇部市にオープンする。菓子製造許可を取得しているため、当キッチンで作った菓子やパンは販売が可能だ。

近年の副業解禁の流れで、働き方に「副業」「起業」と選択の幅が増えている。パーソルホールディングスが実施した調査では「（いずれ）起業したい」と回答した人は2万4800人に上る（3月「はたらく定点調査」10万人対象のオンライン調査）。

そんな中、「お菓子/販売/個人」「お菓子屋さん/開業」といった開業関連のキーワードで当キッチンのHPにアクセスした件数は、過去1年で1万件を超えている。しかし、菓子の販売に必要な食品衛生法に基づく営業許可の取得の条件は厳しく、個人で取得するにはハードルが高いのが現状だ。

そこでこの度、宇部市に新たなシェアキッチンを作ることを決定。飲食業の営業許可を取得し、カフェ営業や飲食営業ができるシェアキッチンは県内にもあるが、菓子製造業の営業許可のあるキッチンはまだまだ希少。このキッチンを通じて、自分が育った地で夢に向かって動き出した人をサポートしたいという強い思いがある。

夢見キッチン宇部は9月29日オープン。料金は1時間1250円。4時間単位で貸し出し。利用者向け見学会を開催。9月2915時から、19時から、10月1日11時から。