2023年09月19日 10:01

相馬救援隊は、9月23日・24日の2日間、馬に携わりたい人たちの交流会および馬の活用についての勉強会「ホースマンミーティング」を南相馬市・大熊町で開催する。

相馬救援隊は、2011年3月、東日本大震災発災直後から救援物資の収集や配布等の活動をスタート。旧相馬藩34代目当主・相馬行胤さんが代表を務め、旧相馬藩領全域(2市・3町・2村)を中心に活動を行っている。当初は活動拠点を相馬市に置き、被災した人々への生活支援や動物(主に馬)救助・保護、行政や他の支援団体・個人との連絡・調整を行なっていた。2018年からは、同事業において相馬双葉地方の歴史・文化的シンボルであり最大の資源である「馬」をテーマとし、馬を活用した体験や学びの場を提供する馬事文化振興事業、コミュニティづくり等の地域活性化事業に取り組んでいる。

「ホースマンミーティング」では、東日本大震災後、同じく東北沿岸部で馬を活用しホースセラピーに取り組んでいる三陸駒舎(岩手県釜石市)の黍原豊さんを迎え、実馬を使った体験や馬の活用について理解を深める。夜は、大熊町の古民家に宿泊し、地域で活躍している他分野のプレイヤー(おおくまキウイ再生クラブ/双葉郡大熊町、Ichido/双葉郡富岡町)たちとの交流も。馬が好きな人、これから仕事やボランティアで馬と関わりたい人が集い、他分野のプレイヤーも含めた仲間づくりの場を提供する。

参加費は無料(馬の体験・勉強会、古民家宿泊、1日目昼の食事付き)。開催日は9月23日・24日。

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