豊田鉄工と、国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を展開するOpenStreetは、スローモビリティ（移動用小型車）を共同開発。シェアモビリティサービスでの展開を目的とした、業務提携契約を締結した。スローモビリティは、2023年4月に改正道路交通法が施工されたことにより誕生した、新車両区分「移動用小型車」に適合した車両を指す。

OpenStreetは、シェアモビリティサービス「HELLO CYCLING」「HELLO MOBILITY」において、電動アシスト自転車・e-Bike・原付スクーター・超小型EVを提供してきた。この度、豊田鉄工と共同開発するスローモビリティにより、都市ライフをより便利で持続可能なもの且つ、新たな移動体験を提供するための取り組みとして、シェアモビリティサービスへの展開を目指す。

この新しいモビリティをシェア化することにより、都市の住民や訪問者は、コンパクトで環境に配慮したスローモビリティを手軽に利用することができるようになる。また、将来的にはモビリティへエッジAIデバイス(カメラやセンサー)などを搭載することにより、歩行領域の走行空間データをリアルタイムに取得し、ウォーカブルな街づくりへ貢献。

さらに自動運転技術を搭載したモビリティをサービスへ導入することで、より安心・安全に移動できる交通環境を構築していく。