2023年09月04日 12:55

ITフリーランス支援機構は、三井住友海上火災保険と協力し2022年9月より販売を開始した「ITフリーランス専用保険」に、新たに「サイバーリスク補償プラン」の追加提供を開始する。
ITフリーランス支援機構は、ITフリーランス業界の健全化と活性化を求め、業界が抱える課題の解決と人材の流動的活用推進を目指している。近年の働き方改革の浸透やIT人材需要の高まりから、国内におけるITフリーランスは急激な増加傾向にある。しかしながら、未だITフリーランスが安心して働ける支援サービスや各種補償などの環境整備は十分ではないことから、同機構は「政府労災保険」や「ITフリーランス専用保険」を販売を推進してきた。
今回提供を開始する「サイバーリスク補償プラン」では、サイバー攻撃・ハッキング等による不正アクセスによるもののほか、ITフリーランス特有の業務中の不手際、不具合による取引先への損害までIT業務に関わるITフリーランスへの賠償責任を幅広く補償。30%割引を一律適用できるため割安な保険料での保険加入が可能となる。また、情報漏えいまたはそのおそれに加えて、コンピュータシステムの所有・使用・管理や電子情報の提供によって他人の業務を休止・阻害した場合の広告宣伝活動費用、コンサルティング費用や事故対応費用等を補償する。他に、海外で訴訟提起された損害賠償請求も補償。サイバーリスクに対応する付帯サービスも充実している。