2023年08月25日 15:47

アマナイメージズは、アクセルスペースの保有する小型人工衛星による画像撮影の受注サービスを8月25日より開始した。

アクセルスペースは、小型衛星コンステレーションによる地球観測プラットフォーム「AxelGlobe(アクセルグローブ)」事業と、小型衛星のワンストップサービス「AxelLiner(アクセルライナー)」事業を行っている。同社が保有する人工衛星「GRUS(グルース)」が2019年から撮影した衛星画像は、独自データベース「AxelGlobe」として構築。また2021年にはGRUSを4機追加で打ち上げたことにより、撮影キャパシティが拡大。新たなニーズに応えることが可能になった。「ビジュアル権利の総合カンパニー」アマナイメージズは、同社と業務提携。約40年間の歴史がある、日本国内最大級のストックフォト事業をベースに、広告や出版・報道、商品開発、AI開発など、幅広い顧客層へのサービス提供を開始した。

撮影した画像は、広告、出版、報道、教育や、AI開発などの目的に、幅広く使用できる。新規の撮影に加え、アクセルスペースが保有する過去の地上のアーカイブデータから、希望のエリアを切り出して取り寄せることも可能だ。また、有名な場所やフォトジェニックな衛星画像は、ストックフォトとしてアマナイメージズのWebサイト「amanaimages.com」にて、順次販売を開始する。

参考価格は、3×3セル:6万円、4×4セル:8万円、5×5セル:10万円、6×6セル:12万円(すべて税別)。約5km×5kmの正方形で区切った範囲を「1セル」とする。

アマナイメージズ