2023年08月24日 15:57

FingerVisionは、様々な業界・用途での光学式触覚センサの利用ニーズ拡大を踏まえ、複数展示会で具体的な導入事例や、同社製品・技術によって実現可能な新しい「付加価値」を紹介する。
光学式触覚センサは、「画像(カメラ)をベースに触覚を再現する」というコンセプトをコア技術としている。ロボットハンド等の指先に搭載することで、触覚(力や滑りの分布等)を知覚できるようになり、あたかも人が「手のひら」の感覚を使って物体を扱うような制御をロボットで実現できる。高機能(高分解能・マルチモダリティ)でありながら、経済性に優れる実用性の高さが特徴。
「触覚」センサとは言いつつも、把持対象物を見る(視覚)モダリティも備えた、まったく新しいコンセプトの「視触覚センサ」であり、ロボットと組み合わせたプロセス自動化だけでなく、無限の応用可能性を持つ。
食品製造ラインにおける盛付ロボットに加えて、産業や素材、リサイクル業界などでの適用事例も増加。各展示会では、業界事例(素材、リサイクル等)やアプリケーション事例(ピッキング、堅さセンシング等)を紹介。また、光学式触覚センサ(β版)のお知らせなど、同社製品・技術の最新情報を、デモ機を交えながら紹介する。既存のエンドエフェクターやロボットシステムでは難易度の高い技術課題を抱えている事業者に対し、同社の技術アプローチを紹介する。