ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」を提供するMatrixFlowは、マーケティングデータとコンセプトを元に商品のパッケージデザインを自動生成する、生成AIサービスの提供を開始した。この技術は、企業がブランドや商品のイメージを効果的に消費者に伝えるための強力なツールとして機能する。

生成AI技術は、これまでMatrixFlow社が培ってきたデザイナー補助アルゴリズムの開発実績と、マーケティングに関するAI構築のノウハウを組み合わせて生まれた。特筆すべきは、このアルゴリズムが闇雲にデザインを生成するのではなく、マーケティングデータを基にターゲットとなる消費者が、本当に魅力的に感じるであろうデザインを提供する点。さらにこのAIは対話式であり、デザイナーやマーケティング担当者からの細かい要求やフィードバックにも、柔軟に応えることができる設計となっている。

MatrixFlow社の代表は「私たちの新しいアルゴリズムは、デザインとマーケティングの融合を実現。企業が消費者に対して最適な印象を持たせるパッケージデザインを創出する手助けをすることを目指している」とコメントした。

本新技術は、ブランドイメージの向上や消費者の購買意欲の刺激など、多岐にわたる利点をもたらすことが期待されている。また、今後の展開として、この技術を商品パッケージだけでなく、カタログ、POP、さらにはデジタルサイネージによるリアルタイム生成にも応用する予定。