2023年08月24日 09:28

カクタス・コミュニケーションズは、AI翻訳や英文校正ツールを使って論文を執筆している研究者向けに、論文を人間のエキスパート校正者が最終チェックを行うサービス「ポストAI英文校正」をローンチした。

研究の領域では、業績発表手段として英文での論文出版がさかんに行われ、論文数と質が評価基準になっている。ところが英語が第一言語でない日本人研究者において、専門性を求められる英論文執筆のプロセスは労力的にも費用的にも大変な負担になっている。カクタス・コミュニケーションズが行った調査によると、現在、研究者のうち半数以上はAIツールを週に複数回の頻度で利用していることが分かっている。

「ポストAI英文校正」は、英文校正や翻訳のAIツールを日常的に利用しており、かつ、第三者の専門分野ネイティブ校正者に論文のレビューを受けたい人向けに、AIツールで編集した英語論文を最終チェックし、投稿前に必要な作業を補完するワンストップサービス。第三者の専門分野におけるネイティブ校正者に論文のレビューを提供し、更に手間のかかるフォーマット調整やリファレンス(参考文献)チェック、単語数削減、受理率を高める投稿前査読や編集部チェックなど、足りない部分を追加できるカスタムサービスとなる。同サービスを通じて、労力面、費用面で負担を抱えながら論文執筆を行う日本人研究者の生産性向上に寄与する。

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