2023年08月22日 19:46

イトーキは、DX人財の育成ならびにDX関連のデジタルスキル向上に力を入れている。その一環として、本年初頭にIoTプラットフォームを提供するifLinkオープンコミュニティに入会。異業種の人々とオープンイノベーションに挑戦し、快適な「休憩」時間を過ごすことで「働く」をアップデートするための共創を目指して始動する。
イトーキでは業務の活動に応じて最も生産性高く働ける場所、時間、相手をオフィスワーカー自ら選択する働き方である、ABW(Activity Based Working)を推奨しており、ワークスタイル戦略のひとつとして提案している。具体的な活動として、「個人で集中作業を行う」「みんなでアイデアを出し合う」「リラックスする」など業務上の10の活動が設定されている。
今回実施したワークショップではこの10の活動にもある「リチャージ」すなわち一般的な意味での「休憩」に着目した。休憩をより充実させることで生産性や働く人との関係性が向上し、個人と組織双方にメリットをもたらすことが可能と考える。
本ワークショップは、ifLinkオープンコミュニティの活動としてイトーキの自主企画により実施。コミュニティメンバーとともに、働くと休憩の関係性の再考や、理想の休憩を実現する方法を求めてグループワークを進めたところ、休憩に関する課題が顕在化していることが浮き彫りになった。最終的に勤務中の休憩に関しては、「休憩を促す」と「休憩の質を上げる」二つの課題かつ要望に集約される結果となった。