インドラプロダクションは、FUJIWARAアクリル・ギターディスプレイケースの商品開発を行い、その商品化資金をクラウドファンディングサイト「Makuake」にて募集を開始した。

きっかけは、楽器の街「お茶の水」でディスプレイ用のギターケースを探したが、全面アクリルパネルかつ強度の高い製品は、そう手軽には売っていなかったこと。かっぱ橋道具街に赴き、数カ所で理想的な特注アクリルケースの見積りを取ってみたところ、10万円以下で特注するのは難しかったという。そこで「自分で作るしかない」と商品化を実現するため、本企画をスタートした。

本製品は透明度の高いアクリルパネルを使用することで、愛器を見て楽しむためのディスプレイを徹底追求。衝撃に対応できる厚みやセキュリティロックキーを採用するなど、いざという時に備えるための設計となっている。独自ルートによる工場との設計開発で、高品質×リーズナブルな価格設定の製品化を実現した。スタンダードなST・TL・LPタイプはもちろん、変形シェイプにも対応できる。

裏面には欧米の展示会で用いられることが多い壁にプレートをねじ止めした上で、上からはめ込む形式のスライド金具を採用しているため、比較的簡単かつ、安定した壁掛け設置が可能。楽器を衝撃から守るための設計として、前面に厚さ5ミリの透明アクリル板を使用しており、扉の上部が噛み合う設計で「重厚感のあるしっかりした作り」という印象になっている。プロジェクトはこちら。