2023年07月21日 16:08

防衛省が編集協力する自衛隊オフィシャルマガジン「MAMOR 2023年9月号 vol.199」が、扶桑社より7月21日に発売される。今号の表紙を飾る小林涼子さんが、差し出しているこのケーキ、実は、自衛官が任務で作ったもの。さらに、小林さんが着ているコックコートも自衛隊の制服の一種。自衛隊には、スイーツの作り方を教える学校から、デザートのコンテストまであるのだとか。なぜ、国防任務に甘さが必要なのか。自衛隊とスイーツ、その甘美な関係を解き明かす。
その他のコンテンツとして、「Military Report」では、陸・海・空各自衛隊で行われるさまざまな競技会を紹介。競技会の種類は、艦艇や航空機、対空ミサイルや戦車を使うものから、隊員食堂で提供する料理の調理技術にまで及ぶ。本号では、陸上自衛隊大宮駐屯地(埼玉県)で行われた第32普通科連隊の各種競技会を取材。隊員たちの団結と、緊張と高揚、熱気に満ちた競技会をリポートする。
また、作家・杉山 隆さんによる女性自衛官たちのルポルタージュ「兵士シリーズ 令和伝」は、海上自衛官に憧れながらも、幹部候補生学校を2カ月ほどで辞めてしまった自衛官の苦悩にせまる。「全国自衛隊の隊員食堂」では、今月は秋田県男鹿市加茂分屯基地の「男鹿ゴレン」を紹介。そのほか盛りだくさんの内容となっている。
同誌では、「日本の防衛のこと、もっと知りたい!」というキャッチコピーのもと、自衛隊ファンに限らずあらゆる世代の人に、気軽に国防を学び、楽しんでもらえる媒体を目指す。定価630円(税込)。