2023年06月19日 09:48

熱中学園は、内閣府「令和4年度補正予算 関係人口創出・拡大のための対流促進事業補助金業務委託事業」として採択された「食の熱中小学校」を、9月〜2024年2月までを第1期として東京に開設する。

2015年からスタートした「熱中小学校」プロジェクトは、各地自治体と密接に協業しながら、地域に根差した新たな学びとその実践を各地(国内20校、海外1校)で進めている。6月時点で1000人以上の老若男女が、350人以上のボランティア先生の授業を受け、地方創生の担い手の育成活動をしている。

「食の熱中小学校」では、生産地である地方と消費地である首都圏との関わりを学び、繋ぐために、食に精通した一流講師による講座や、地方の第一線で活躍する生産者から学ぶ現場実習などを、首都圏と地方において実施し、消費者と生産者の相互理解を深め、関係人口を創出することを目指す。近年では、環境問題や食の安全性についての関心が高まってきている。地元の生産物を応援したり、食べ物のロスを減らすことなど、農業や食品産業に関する話題が注目されている。この社会塾では、わかりやすく学び、楽しく体験できる場を提供することで、大都市商圏に住む住民が、生産現場の理解を深め、買う責任・使う責任を意識し、地域やコミュニティとの結びつきを強めることで、人々が健康的な選択を生活や買い物に取り入れるきっかけを生むことができると考えている。

授業料は、1期個人2万円、家族会員3万円(2名まで)。法人会員1枠(各回5名まで)10万円(すべて税込)。第1期開校予定は9月~2024年2月。

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