2023年06月15日 09:12

ユーグレナは、世界で初めて石垣島で食用屋外大量培養に成功した微細藻類ユーグレナが世界最小のバンドメンバーとして参加した楽曲「ミドリムシのうた」を、6月16日に発売する。

ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っている。

「ミドリムシのうた」は、石垣島ユーグレナが世界最小のバンドメンバーとして「ゆるミュージックほぼオールスターズ」に参加し、石垣島ユーグレナの動きで奏でるAE(アコースティック・エミッション、「行動音」)が音源として使われている。ユーグレナの行動音とは、光合成によって酸素が発生した際に一定割合で小気泡が生成されることに伴う破裂音。微細藻類の光合成活性は、通常は発生した酸素の培養液に溶け込んでいる量などで評価されるが、気泡の発生音でも評価できる可能性があり、この技術が確立されることによって、安価に光合成を計測できるようになる。今回、行動音で微生物の動きをとらえるセンサを開発している埼玉大学大学院理工学研究科の蔭山健介教授の協力のもと、ユーグレナの入った水槽内に設置したセンサからの信号を増幅してレコーダーに記録することで音を測定し、行動音の採取に成功した。

配信日は6月16日。

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