2023年06月13日 12:58

ナイルワークスは、5月22日、宮城県登米総合産業高等学校のスマート農業に関する授業で、ドローンによる除草剤散布の実演を行った。

宮城県登米市は環境保全米発祥の地であり、登米総合産業高校では、稲作農業に関わる仕事に関心を寄せる生徒も数多くいる。同高校では、教科書でも取り上げられつつあるスマート農業を学ぶ授業を企画し、農業科の2年生およそ30人が、田植え体験とドローンの実演を見学した。ナイルワークスは、この授業で、ドローンによる除草剤散布を実演した。

日本では、農業就業人口の減少や高齢化、世代交代に伴うノウハウの断絶など、様々な課題を抱えている。農業全体が抱える課題を解決するため、ナイルワークスでは自動飛行ドローンを開発・製造・販売し、農作業の省力化や高品質生産の一端を担い、これからの農業を支えていきたいと考えている。それを実現するためには、次世代を担う高校生に、農作業の現状やドローンの特長を説明し、ドローンの飛行を見学してもらうことにより、農業の面白さを伝えることも大切な活動だと考えている。ナイルワークスは2015年に創業したベンチャー企業だからこそ、地域の農業を支える未来のリーダーとなる高校生に、自ら挑戦する楽しさを伝えたいという想いもある。そして、高校生との交流を機に、高校生の価値観や社会に求めるものを吸収し、製品・サービスの創造や改善にも挑戦していく。

ナイルワークス