2023年06月08日 09:21

オートリブ(Autoliv)は、自動二輪車用の安全製品としてBag-on-bike(自動二輪車本体へ搭載するエアバッグ)を2025年第1四半期(予定)に生産開始する。

オートリブは、自動車安全システムをグローバル規模で提供するリーディングカンパニー。同社は子会社を通して、世界中の主要自動車メーカー向けて、エアバッグ、シートベルト、ステアリングホイールなどの安全保護システムを開発、製造および販売しているほか、歩行者保護、二輪車の運転者向けのコネクティッドセイフティサービスや安全ソリューションも開発している。日本では1987年にオフィスを立ち上げ、35年以上もの間、主に日本の完成車メーカー向けに自動車を含めたモビリティの安全ソリューション(エアバッグ、シートベルト、ステアリングホイールなど)の開発、製造、販売を行っている。

オートリブは、自動二輪車の安全に対して包括的にアプローチし、2億人もの道路交通利用者のために、先駆的な安全性向上のための取り組みを行っている。市場に投入する同社初の自動二輪車用の安全製品はBag-on-bikeで、生産は2025年第1四半期に開始する予定だ。Bag-on-bikeは、正面衝突の際に自動二輪運転者が重傷を負うリスクを大幅に低減すると期待されている。昨今世界中で都市開発が進み、自動二輪車の利便性が評価され、その利用が年々増えている。現在多くの自動二輪車はABSやASRといった先進安全技術を搭載しているが、さらにエアバッグが搭載されればより一層安全性が向上する。

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