2023年06月06日 15:47

採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」等を提供するZENKIGENは、自社の開発サービス「面接官 BI」に、アーニーMLGが運営する「Olaris」のシステムを導入した。

近年では、ディープラーニングの技術(機械学習)が驚異的な進化を遂げ、音声認識技術の精度が向上したことにより、音声認識AIは様々な業界で活用され始めている。そして現在、音声認識技術は一定品質の音声であれば認識率95%を超えるまでに進歩しており、画像認識AIとともに、現場での実利用が進んできている技術となっている。その一方で、自社サービスに音声認識技術を組み込むとなった際に、求めている仕様や機能が得られなかったり、費用を含めた導入ハードルが高かったりと課題が多いのも事実。

ZENKIGEN社でも、自社で開発するサービスが求める仕様や機能を満たす音声認識AIを探すことに苦労していた。そんな中で、必要とする仕様や性能を満たし、毎月のようにアップデートされる最新技術が他社よりも低いコストで利用できることに魅力を感じ、「Olaris」の導入に至った。

「Olaris」は、企業が自社サービスに組み込める最高精度の音声認識AIで、自然な会話を自動的に文章に起こすことができる。電話音源などの低音質でも落ちない精度と雑音にも強い音響耐性が特長。録音された音声データのテキスト化はもちろん、マイクや電話からのリアルタイム変換も可能。話者の自動識別や感情分析も可能なエンジンとなっている。