2023年06月06日 12:08

山形県のほぼ中央に位置する水と緑と文化のまち、人口約6500人の大石田町(おおいしだまち)は、2022年3月にピツニーボウズ社製「封入封かん機(インサーター)」を導入。大量に発生する、郵送物の封入封かん作業の省力化を実現した。
同町のまちづくり推進課では、ふるさと納税の寄付者に対して、受領証明書や「ワンストップ特例制度」の申請書等の書類が発生。これらの封入封かん作業は、とりわけ年末等の繁忙期には職員の大きな負担となっていた。同課の担当者によれば、従来、書類の名寄せから紙折、封入、のりづけといった一連の封入封かん作業は、人手で半日かかっていた。しかし、1時間あたり最高3500通という高速処理が可能なピツニーボウズのソリューション導入で、10~20分程度で済むようになったという。
また、同町が受けた恩恵は作業効率が上がったことだけにとどまらない。同町では、ふるさと納税関連業務では、寄付者の個人情報が記載された書類を扱うため、外部委託をせず内製で行っている。封入封かん機の導入後は、名寄せ作業が自動化されたことで精度が向上し、誤封入のない正確な作業も可能になった。
同町では、まちづくり推進課だけでなく、同様に封入封かん作業の発生する他の課においてもこのソリューションを導入し、業務効率化の効果を全庁に広げていく方針。詳しくはこちら。