2023年06月06日 10:05

ブレイバーが運営するデータ消去サービス「MASAMUNE ERASURE」は、6月5日から、中古モバイル機器の買取・販売を行うリユース企業向けに、「ネットワーク利用制限チェック」の機能提供を開始する。

「MASAMUNE ERASURE」では、iPhone、Androidスマートフォン、ストレージ向けのデータ消去システムと、クラウド型ログ管理システムを提供。携帯電話代理店の大手3社など、累計100社以上へ導入し、年間50万台以上のデータ消去を手掛けている。

ネットワーク利用制限とは、スマートフォンに、通信キャリアが通信制限を掛けている状態を指す。端末のネットワーク利用制限の有無は、IMEIを専用サイトで検索することで判定できる。仮にネットワーク利用制限が「×」(端末代金が契約通り支払われず、モバイル通信が制限された赤ロムの状態)の端末の場合、商品価値は著しく低下する。このため、中古スマホを再販する際、基本的に全ての在庫で確認作業が必要だ。

ネットワーク利用制限の確認は、これまでキャリア側の専用ページ内で手入力で検索をするか、専用サイトで検索するなどの方法が存在した。「ネットワーク利用制限チェック」では、中古スマートフォンのネットワーク利用制限の有無を自動で表示するシステムで、複数台の同時確認にも対応する。さらにクラウドでログ管理ができる「MASAMUNE Evidence Center」を用いることで、確認作業の一括管理、保管を行う事が可能となった。

料金は、1台につき50円(データ消去の価格にオプションとして追加可能)。

MASAMUNE ERASURE