2023年06月05日 15:21

アスマークは、1カ月に1回以上ECサイトで買い物をする20代~50代男女に「ChatGPTとアンケートの回答比較調査」を実施。さらに、同様の内容をChatGPTに回答させた結果を比較し、6月2日に調査データとして公開した。
対話型AIの利用を始める際、多くの人が「検索」のような基本的な使い方から試みる。AIが一見、合理的な回答を提供するため、ビジネスの信頼性を高めるツールとして活用することも。しかし、対話型AIの回答がどの程度適切なのかについては疑問が残る。そこで、対話型AIがアンケート調査の代替となり得るかを検証するため、本調査を実施した。
その結果、ChatGPTとアンケートで、結果が大きく異なるものがあった。なかでも、ECサイトで購入したことがあるもの(よく購入されるもの)、ランキングに大きく差がみられた。最も順位に差があったのは「キッズ・ベビー・玩具」で、「アンケート」では15位、「ChatGPT」では3位だった。
またECサイトで購入する理由については、ChatGPTでは時事ネタに関するワードが考慮されないことも。アンケートとChatGPT共に、「ポイント還元」「実店舗(販売店)」「商品」などのワードは多くあげられ、「お得であること」「利便性」「使い勝手の良さ」などが重視されていた。一方で、アンケートでは「コロナ」などの時事ネタに関するワードがあげられているが、 ChatGPTの方ではあげられていなかった。すべての調査結果はこちら。