2023年06月01日 09:01

伊場仙と、Shinwa Wise Holdingsの100%子会社であるEdoverseが共に手掛ける浮世絵美術館がついに6月1日にオープンする。今回は第一弾として、風景画エリアがオープン。館内では、UnrealEngine5を使用した、立体的で美しい江戸の空間を楽しめる。また今後は、歌舞伎、風刺画、武者絵、春画の各エリアが順々にオープンする予定だ。(スマートフォン端末もしくはPC端末から自由に入場できる。)
Edoverse(江戸バース)とは、Edoverse Foundationが構築する江戸のメタバース(仮想空間)を指す。徳川宗家19代徳川家広さんが江戸の町を監修し、Edoverse Foundationが仮想空間の開発、Edoverse社が、Edoverse Foundationのコンサルテーションを行う。
浮世絵美術館はインターネット上のウェブサイトに構築された3Dの美術館で、江戸時代の浮世絵を自由に鑑賞したり、アバターに話しかけたりすることができる。今後は、浮世絵NFTの販売も予定している。
伊場仙は、徳川家康と共に江戸に上がった浜松の商人、伊場屋勘左衛門によって創業され、創業当時は江戸日本橋にて、幕府の御用を聞き、おもに和紙、紙製品、竹製品などを扱っていた。江戸後期に団扇を手掛けるようになり、初代・歌川豊国、歌川国芳、歌川広重など人気絵師の版元になり、浮世絵を団扇に刷り込んで 販売し、人気を博した。
浮世絵美術館は、6月1日オープン。
浮世絵美術館公式URL※6月1日オープン予定)