2023年05月26日 12:29

icucoは、日本自動車輸送技術協会の認定基準に適合した、置き去り防止装置「icuco eyes」を発売開始する。

近年、保育所の利用者数の増加に伴い、保育士の負担が増えていることから保育所での事故は増加傾向にあり、2021年に全国の保育所や幼稚園、放課後児童クラブなどで子どもが死亡または重傷を負った事故は、前年比332件増の2347件となり、2015年以降で最も多い結果になっている。また、送迎用バスでの園児の置き去り事故が社会問題になっており、4月から送迎用バスに置き去り防止装置を設置することが義務化された。

icucoは、保育園でお昼寝中の子どもをセンサーで見守り、寝姿勢を自動記録する午睡チェックセンサー「icuco touch&care」を開発。4月の段階で、前年比:335%成長をしているハイパーグロース企業だ。現在リリースしている「icuco touch&care」、園管理システム「icuco book」に加えて、今回内閣府の定めたガイドラインに適合する、送迎用バスの置き去り防止装置「icuco eyes」の発売を開始した。

「icuco eyes」は人の目、センサーの目、カメラの目の3つの目で見守り見落としゼロを追求した送迎用バスの置き去り防止装置。「icuco eyes」は、バスを利用する園児の安全を見守ると共に、乗車・降車のチェック業務を効率化。送迎用バスの置き去り防止装置とともに専用アプリを使うことで園児の乗車・降車記録を簡単に行える。記録はデータで残り、チェック帳票も自動作成されるので保育士の業務負担を大幅に省力化することが可能だ。

icuco