2023年05月18日 19:00

Eggplantは、日本文化を伝えるインバウンド対応に課題を持つ企業に向けて、茶道歴30年超・マーケティング歴10年超のノウハウを活かし、「toB茶会コンサルサービス」を6月より開始する。

観光地などのイベントにて、抹茶のお点て出しに代表される、茶道を通じた外国人観光客向きのおもてなしサービスは多い。しかし同社によると、茶道や茶会の愉しみ方について、参加者にきちんと分かるように説明されているものに出会ったことがないという。その一方でインバウンドが本格復調しており、そこに日本文化としての大きな機会ロスが生じているのではと考えた。

茶道は、空間、露地、お道具、菓子など、さまざまな要素から成り立っており、それらの要素を取合せ、茶室の中に一つの世界を創り上げるのが「茶会」。亭主はあれやこれやと創意工夫し、空間をデザインし、ゲストはその空間(茶会)で「今」茶室の中で起こっていることに集中し、脳内の五感をフル稼働させて設いを感じ取る。本サービスでは、この「計算しつくされたエンタメ・茶会」を、「社員・スタッフ自身が企画・実施」し、「自分の言葉で」日本文化を訪日外国人観光客にプレゼンテーションできるように導く。そうすることで、表面的ではなく、もう一歩深い所でゲストに日本文化を伝えることができるようになる。

クライアント対象としては、ホテル、百貨店などインバウンド対応に課題を持っている企業を想定。さらに物販と連携したお土産(茶道具)販売とも相性がよいため、ニーズに応じてトータルの企画を設計する。