2023年04月20日 12:37

アットホームサポーターズ(タバジビエ)は、今春より企業・団体向けに狩猟食育講座「HUNT EAT」を開催する。
同社は、体験型狩猟イベントプラットホーム「狩猟学校」を運営している。狼信仰が古くから根づく奥秩父山塊。その中心にある関東で最も人口が少ない村、丹波山村。雲取山・飛龍山・大菩薩嶺など2000mを超える山々に囲まれた深い森と、多摩川源流の清らかな水が流れるこの村では、今でも狩猟が盛んに行われている。丹波山村狩猟学校は、先人猟師の教えを忠実に守り、「獲る、食べる、作る(創る)、育てる」という丹波山村猟師の日常を「学び」「体験」できる自然体験学校だ。
狩猟学校の食育講座の特徴は、食と命の結びつきを座学だけではなく「体感」してもらえること。カットされた肉や魚が、もともと生きた動物であったという命の尊さを感じる機会が少なくなってきた現代社会において、食と命の結びつきを、野生鳥獣の食肉加工処理を通して知ってもらいたいと考えた。害獣である鹿の利活用を進める同社では、屠畜処理とは違い、捕獲、解体、精肉、販売までの工程を自社内にて全て行っているため、食と命の結びつきを感じ易い環境にある。「HUNT EAT」では、丹波山村の大自然の中に生まれた文化、そして山間地域における自然環境とその問題を知り、その自然の中で育った野生鳥獣を実際に解体し、それを食す工程をしることで「食」と「命」の結びつきを体感できるプログラムとなっている。プログラム内容については参加団体の要望に応じてカスタマイズ可能だ。