2023年04月17日 15:48

住友電設とウイングアーク1stおよびテクノ経営ウェブソリューションズの3社は共同で、中小製造業向けの企業成長支援ソリューション「グロサポ」を4月17日から提供開始する。

日本の製造業は99%以上が中小規模であり、取り巻く環境は原価高騰や労働者確保の問題、海外との競争の中でさらなる効率化を求められている。効率化のためには、デジタル化の推進が不可欠だが、一方で多くの顧客がIT人材の不足から導入が停滞するケースや、状況の可視化はできているが、実際の経営に活かせられていないなどの課題がある。「グロサポ」はそのような悩みを抱える企業や経営者を伴走型で支援し、現場の問題点を掘り起こし、収益性の高い企業を導く工場経営のオンライン家庭教師をイメージしたサービスだ。

具体的には、IoTで生産活動をデジタル化し、工場の状況を可視化することで改善につながるデータ活用を支援する。経営者が工場の実態を把握できるだけでなく、現場でのボトルネックを顕在化させ、収益余力を想定。また、継続的に改善活動を維持していく生産改善コンサルティングを実施する。住友電設が顧客への窓口としてサービス全般の提案、提供、サポートを行い、ウイングアーク1stがデータを可視化するBIダッシュボード「MotionBoard」の開発・提供、クラウドの運用・保守を担い、テクノ経営ウェブソリューションズが顧客への導入・提供サポートのリモート支援を担う。

費用は月額25万円(年間契約)。6月30日までの契約者(年間)を対象に、サービス開始より3カ月間無料サービスを提供。キャンペーン期間は4月17日〜6月30日。

サービス紹介HP