2023年04月13日 14:47

インテージは、アジアからの主要な訪日国・エリアである中国、台湾、韓国、タイ在住の、20歳~49歳の男女約350名/エリアの日本旅行意向者を対象に実施した調査結果を公開した。

まず、自分用土産の予算を尋ねたところ、タイ・韓国・台湾では「3万円以上~10万円未満」が最も多く、中国は「10万円以上」を考えている人が約4割いた。他人へのお土産はタイ・韓国・台湾では「3万円未満」が最も多く見られた。中国はまだ決めていない人が多いものの、決定者の中では「10~50万円未満」で検討している人が最も多かった。

次に、お土産に買いたいもの(生活雑貨)を聴取した結果、中国男性は「洗顔料」、タイ・韓国男性は「化粧品・乳液・美容液」、台湾男性は「サプリ・健康食品」がランキング1位に。中国・タイ・台湾女性は「化粧品・乳液・美容液」がトップで、韓国女性は「メイク落とし」が1位だった。スキンケアは、男女ともに基本的な習慣として認識されてきているようだ。

購入銘柄をどのタイミングで決めるのかについては、生活雑貨については、大半の人が訪日前に下調べをして決める傾向があることがわかった。一方、食品・嗜好品、耐久財についても、大半の人は訪日前に下調べをして決める傾向があるものの、生活雑貨と比較すると、訪日中に調べながら決める人も一定存在する。

総じて、訪日予定者の多くが事前に調べてきているため、商品を購入してもらうためには、訪日前に銘柄を認知してもらえるようなアプローチが極めて重要であると考えられる。無料レポートのダウンロードはこちら