2023年04月11日 19:36

川崎で活動するeスポーツチーム「SCARZ」運営元のXENOZは、SDGs活動としてフードドライブを行った。これは、各家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、それらをまとめてSCARZがフードバンク団体や地域の福祉施設・団体などに寄贈する活動。川崎を拠点とするSCARZが、将来eスポーツを担っていく次世代の子供たちのためにできることはないかと考え、かわさきこども食堂ネットワーク協力のもと、今回の取り組みが実現した。
第一回フードドライブは、川崎市幸区が主催する「さいわいeスポーツフェスタ」内で開催。当日は雨天にも関わらず、沢山のSCARZファンの協力があり、約12キロもの食品を回収することができた。
こども食堂ネットワークへの支援ということも踏まえ、お菓子やジュース、甘口のカレーやフルーツ缶など、こどもたちが食べやすい食品を選んで持って来る人も多く見受けられた。かわさきこども食堂ネットワーク代表の佐藤さん協力のもと、集まった食品は麻生区のワイワイごはん、宮前区のみやざきだいこども食堂へと寄贈され、大変好評だったという。
川崎には現在、約80カ所のこども食堂があり、月に1~2回、無償で食品提供や低額での食事を提供している。現在、SCARZではスタッフや選手による「社内フードドライブ」も実施。川崎で活動するスポーツチームの一員として、社会貢献活動を継続していく。