2023年03月27日 09:28

岐阜県養老町は、新ご当地グルメ「養老飯(ヨーローハン)」を開発した。

岐阜県養老町は、養老公園を核として観光客数の増加を目的とした観光拠点整備プロジェクト「YOROラボプロジェクト」に取り組んでいる。同プロジェクトのテーマの一つである「ご当地グルメの開発」を目指し、ミシュランガイド東京2020から4年連続一つ星掲載店「sio」のオーナーシェフ鳥羽周作さんが代表を務める「シズる」に協力を仰ぎ、2022年9月より町の強みを活かしたレシピ開発に取り組んできた。鳥羽シェフが開発アドバイザーとして参画し、町内事業者との意見交換会を経て、今般、ついに町の新たなご当地グルメが完成した。

新ご当地グルメ「養老飯」の要件は、ご飯(炒飯等でのアレンジも可)+タレ焼肉(牛豚鶏可)+フライドエッグ(目玉焼き可)+漬物+ひょうたんの形状のものを取り入れる。この要件を満たせば、養老町内の事業者は鳥羽シェフが考案したベースレシピそのままでも、店舗ごとにアレンジしたレシピでも販売可能。これに伴い、養老飯を町の新たなご当地グルメとして広く周知・推進していくために、町内の飲食事業者などで構成する「養老飯普及プロジェクト」を設立する。

普及フローは、①養老町内の飲食事業者が「養老飯」を作って販売したい場合、事務局メールアドレスに問い合わせ。②事務局より「養老飯」ベースレシピを共有。③ベースレシピをもとにアレンジメニューを考案、事務局へ写真を添えて販売申請。④申請審査完了後、ロゴやのぼり等販促ツールを提供。

「養老飯」の販売開始は、3月下旬以降を予定(各店舗によって異なる)。

養老町 / シズる