2023年03月16日 09:52

経済産業省 デザイン政策室は、3月17日、「日本のデザインを語るデザインミュージアムの在り方を考えるカンファレンス」を国立新美術館にて開催する。
日本には、企業やデザイナー等が創意工夫を積み重ね、私たちの生活の課題を改善したり、気持ちを前向きにしたり、社会を豊かにしてきたもの・ことが全国各地に(時には人知れず)存在している。この多くのデザイン資源をこのままにしておいて良いのだろうか。どのように可視化し、つなげ、活用していけば、地域の活性化、未来の日本の、未来の子ども達のためになるのか。
「日本のデザインを語るデザインミュージアムの在り方を考えるカンファレンス」では、日本の発展に貢献してきた工業製品や生活用品など様々なデザイン資源を所蔵する施設を、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、パッケージデザインを軸に抽出した経済産業省の調査を基に、これまで長年必要性が議論されながらも実現に至らないデザインミュージアムの在り方について、デザイン資源を保有する当事者である美術館、博物館、企業、デザイン業界団体、美術大学、自治体等関係者が一堂に会し、各地に存在するデザイン資源の活用の方向性と日本におけるデザインミュージアムの在り方について検討する。
参加費は無料。開催日時は3月17日14時~17時。申込みは3月16日午前中まで。開催場所は、国立新美術館 講堂(オンライン配信あり)。