
テムザックは、販売代理店契約を結んでいるニッシンを通して、3月11日~14日にアメリカ・ポートランドで開催される米国歯科医学教育学会の年次会&展示会「2023 ADEA Annual Session & Exhibition」にて、小児歯科患者型シミュレーターロボット「Pedia_Roid(ペディアロイド)」を、3月14日~18日にドイツ・ケルンで開催される世界最大のデンタルショー「IDS2023(International Dental Show)」にて、歯科患者型シミュレーターロボット「DENTAROiD(デンタロイド)」を出展する。
テムザックは、人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカー。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット(ワークロイド)を開発しつづけている。
「Pedia_Roid」は、小児歯科治療における技術習得のために開発された小児患者型ロボット。医療教育の現場で、小児の臨床実習機会が少ないことに着目し、開発された。治療を嫌がる子どものジタバタと暴れる動作や、病状の急変をリアルに体感できる。「DENTAROiD」は、歯科治療技術習得のために開発された患者型ロボット。医療教育の現場において、従来のマネキンを用いた実習では、柔らかく傷つきやすい口腔内への配慮、体調の急変時の対応などを経験することが困難だった。「DENTAROiD」は、医師の指示に従って口を開ける動作や、不意な首振り、咳、嘔吐反射など、患者の動きをリアルに再現することが可能だ。