2023年02月28日 15:31

RSUPPORTは、昨年度12月に行った「ポストコロナ時代のWeb会議実態調査」の追加結果を発表した。同社では国内2万社以上の企業に、遠隔アクセスツール「RemoteView」及びWeb会議ツール「RemoteMeeting」を始めとする遠隔ツールを提供している。今回公開する調査では、アバターを利用したWeb会議についての印象や用途に関して客観的な意見を集めた。
まず、ビジネスパーソンを対象に、仮に自分の顔を映す代わりにアバターを映せる機能があったとして、どのようなビジネス会議シーンがアバターでの出席に適しているかを調査。その結果、「適している」「どちらかといえば適している」と肯定的な回答が多かったシーンは、社内会議(少人数)が最多で51.3%だった。次点は社内会議(ラフな内容)で49.5%。
社内会議であっても大人数での開催時や、逆に1対1での会議、真面目な内容の会議時は、アバターでの出席に関して否定的な意見が多数を占めた。また世代・年齢別にみると、若い世代は特に肯定的であることが分かった。
一方、アバターでの会議参加に対して、社内会議ではなく社外や取引先との会議での活用は、否定的な声が多数を占める結果に。社外とのやり取りであっても、アバターを利用したカスタマーサポートに関しては、全体の5割弱が肯定的だった。さらにアバターでの参加が適している理由を聞いたところ、最多は「心の負担が軽減する」46% 、「より自由にコミュニケーションができる」が次点となった。