2023年02月28日 12:36

メタバース関連のサービスを手掛ける海馬社は、「ブラウザ型メタバース」において開設される世界中のワールドを紹介するメディアサイト「ワールドウォーカー/World Walker」をリリースする。

2021年のMeta社(旧Facebook社)の社名変更に端を発した「メタバース」のビジネストレンドが世界的に盛り上がったのは、記憶に新しい。加えて、メタバースも進化と専門分化を遂げており、近年「ブラウザ型メタバース」を提供する無料のプラットフォームが増加。企業や個人が、ブラウザ型メタバースのプラットフォームを活用して情報発信を行う事例が増えている。ただし今後の更なる普及を目指すには課題も多い。

たとえばプラットフォームの種類が多いため情報の整理が必要であり、また英語圏でのサービスが主流であるので日本語対応が必要とされる。さらにメタバースのワールドは音声交流でありテキスト化されていないので「キーワード検索」で探せない。そのため、日本語でのテキストによる説明や解説が必要。こうした課題を解決し、多くの企業や個人がワールドでの情報発信を行う環境を整備し、目指すワールドを簡単に探せる仕組みが必要となっている。

そこで同社では道標となる情報サイトをリリースした。なおメタバースでは、企業や個人が作る3D空間のことを「ワールド」「スペース」「ルーム」と呼称するが、本サイトでは最も幅広い定義である「ワールド」という呼称を採用している。詳しくはこちら