2023年02月27日 12:39

Redpillは、2月27日、PC版日本語フリックキーボードソフトウエア「haikana(ハイカナ)」を全世界同時公開する。
PC版フリックキーボード「haikana」は、PCキーボードの不便さを訴える日本の若年層のニーズから生まれた、オリジナルキーボード入力ソフトウエア。既にスマートフォンで便利さが確証されている「日本語フリック」を、PCキーボードにおいても入力できるようにしたソフトウエアであり、キーボードを別途購入することなく、ソフトウエアをダウンロードするだけで、手軽に使用できるのが特徴だ。
スマートフォンの使用が一般化したことで生まれた、若者の「PC離れ」。「haikana」は、そんな問題を解決するために開発された。開発者である同社のヤン・ギホ代表は「haikanaの普及により、PC離れという深刻な問題を改善するきっかけになるでしょう」と述べている。従来のローマ字入力方式ではない「仮名入力方式」を使用することで、日本の若者たちに母国語文字に対する誇りを与え、更には、日本のデジタル・ヒストリーにおける大きなターニングポイントになることも期待している。
「haikana」の左側(緑色)キーボードは従来のスマートフォンのキーボード配列、右側(オレンジ色)はフリック版のスライド方向を意味する。基本操作は、キーボード上の左手で文字を選択し、右手でフリック。右手にあるボックスキー(□)を押すと、予測入力の変換候補が選べる方向キーに切り替わる。
価格は無料。