2023年02月24日 09:51

ヤマップは、2月27日〜3月3日まで、直営コンセプトストア「YAMAP STORE(福岡)」にて「対馬の海ごみから未来を考える展」を開催する。

九州と朝鮮半島の間に浮かぶ「国境の島」長崎県対馬。古代には大陸との交易・交流拠点として栄え、今も固有の自然、歴史、文化が色濃く残る魅力的な島だ。しかし現在、対馬は海流や季節風の影響で、日本で一番多く海洋ゴミが漂着する理不尽な現実と対峙し、日本海に流れ込む海洋ゴミの防波堤となっているなど、大きな危機を迎えている。現在、対馬では、漂着した海ごみを処理する取り組みが進む一方、その処理能力をはるかに上回る膨大な量の海ごみが漂着し続けている。海ごみを処理しない場合、プラスチックの劣化による二酸化炭素(温室効果ガス)排出量の増加や、マイクロプラスチック化に伴う生態系への悪影響が懸念されており、ひいては日本海沿岸にも影響を及ぼす恐れがある。

2020年より対馬と連携を図ってきたヤマップでは、対馬の「海洋ゴミ問題」解決に向けた様々なアプローチを知り、美しい自然を取り戻すために、私たち一人ひとりにできることを考え、見直してもらう機会として「対馬の海ごみから未来を考える展」を開催。最終日となる3月3日には、現地でワークショップによる体験学習等に取り組む対馬CAPPAとYAMAPのユーザーを招いたトークイベントも開催する。

入場料は無料(3月3日トークショーは予約申込必須。10名限定)。期間は2月27日~3月3日。会場はYAMAP STORE(福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目23-20 博多AGビル 5階)。

ヤマップ