関西イノベーションセンターとマイファーム、Rootの3社は共同で、関西における農業の魅力発信プラットフォームの実証実験を実施する。

関西は歴史的にも食文化が豊かなエリアであり、それら「食」を支える農業においても、各地域で多様な果樹、野菜等が生産されている。一方で、そうした農業の営みについて地域の人が触れる機会は少ない。そこで、農業の現場を知る事で「食」への感謝の気持ちや地域への興味関心を育みたいと考えた。

今回、本社団を中心として、農家の日常を発信する「Farmer’s Diary」プロジェクトを進めていく。「Farmer’s Diary」では、農家の日常を日記のように、画像や動画等も交えて綴っていく。投稿に対して「いいね！」や「コメント」で農家を応援することも可能。また本取組みに参加している農園の一覧とマップを確認することもでき、気になる農家には「フォロー」もできる。さらに「はたけコラム」では、マイファームより、農業をもっと知りたくなるような読み物を、月1回程度の頻度で更新する。

2025年の大阪・関西万博に向けて今回の実証実験を行うことで、より地域性に富んだ農業の魅力発信とコラボレーションを創出。情報・交流・資金が地域内で循環するプラットフォームとなることを目指す。また本取組みを通じて、農業の持つ価値を様々な人に知ってもらい、農業の価値向上に貢献するとともに、持続可能な地域社会に向けた活動を今後も進めていく。