2023年02月20日 15:59

馬事畜産振興協議会は、3月9日より、「地方競馬ミルクウィーク2023」を開催する。
国内の酪農事情を巡っては飼料価格高騰等、生産コストの上昇に伴い、大変厳しい状況にある。加えて2022年末から牛乳・乳製品が値上げされ、消費減退が懸念される中、小中学校が春休みに入り学校給食がストップする3月は需要喚起が急務となっている。日本の畜産を応援する地方競馬全国協会としても牛乳・乳製品の消費拡大の一助となるべく、地方競馬が一丸となった新たな取組みをスタート。それが「地方競馬ミルクウィーク」だ。
「地方競馬ミルクウィーク」では、全国の地方競馬場で地域の牛乳・乳製品を配布。期間中、全国の競馬場で合計約1万2000個(予定)の牛乳やヨーグルト等乳製品のサンプリング(試供品の配布)を実施し、その消費拡大のためのPR活動を行う。実施競馬場(予定)は、帯広、門別、盛岡、水沢、浦和、船橋、大井、川崎、金沢、笠松、名古屋、姫路、高知、佐賀。また、地域の酪農を応援する冠レースを開催。期間中に競馬開催のある10カ所の地方競馬場で、「がんばれ!〇〇の酪農応援賞」など、それぞれの地域の酪農を応援する名称を冠したレース(冠レース)を実施。同レースの優勝馬関係者には、地域ゆかりの牛乳・乳製品ギフトを副賞として進呈する。実施競馬場(予定)は、帯広、水沢、船橋、大井、金沢、笠松、名古屋、姫路、高知、佐賀。
実施期間は3月9日~16日。