2023年02月17日 12:24

美術出版社は、人気ブランド「SOU・SOU」のテキスタイルをまとめた「SOU・SOU 20年のテキスタイルデザイン集」を3月8日に刊行する。
京都発のテキスタイルブランドSOU・SOU。メイド・イン・ジャパンにこだわってつくる「ポップでカワイイ日本らしい柄」の服や小物は、国内外で熱烈なファンを得ている。同ブランド創業20周年の記念に、2022年までにつくられたオリジナルデザイン728柄が1冊の本にまとまった。デザインはすべて、マリメッコ社初の日本人デザイナーとして活躍した脇阪克二さんが手掛けている。
和服をベースにデザインされた服の型や、国内外の企業や団体とのコラボ商品、映画「キングダム」などで衣裳協力した劇中衣裳も紹介。若林剛之プロデューサーをはじめSOU・SOUに携わるクリエイター陣のインタビューも収めている。2003年の創業当時、作業靴でしかなかった地下足袋をアパレル商品として昇華させた彼らのクリエイティビティは、今やファッション界ではオシャレアイテムの一つとなった足袋型シューズの誕生へとつながっている。そんなSOU・SOUのものづくりを徹底取材した楽しくもクリティビティにあふれた1冊は、ものづくりのヒントとなるアイデアもたくさん詰まっている。書籍のカバーは2種類(いずれも同じ内容の本)。「SOU・SOU限定版」SO-SU-U柄(数字柄)のカバーは、SOU・SOU店舗、ネットショップでの限定発売。「通常版」ほほえみ柄のカバーは、全国書店にて発売。
定価は3600円(税抜)。発売日は3月8日。