2023年02月16日 16:07

「PARK SPOT」はNOD社をパートナーに迎え、透明な木質系の素材である酢酸セルロースと、3Dプリント技術により製造した循環型家具による空間演出で場の活性化を図る取り組みを開始した。
昨今、未活用地・未活用空間の活用が進まず有効に機能していないことが課題とされており、今後も増加することが予測されている。PARK SPOTでは、活用が進まない要因の一つとして、あらゆる場所に隙間なく意味や機能が課されることが、場の可能性を制限していると定義。公開空地や未活用空間の活用においては、あえて「意味や目的から解放された場」の創出をすることが、場の可能性と活用の選択肢を広げ、利活用に向けて促進されると考えている。
本企画によってOPEN NAKAMEGUROは、公園にいるかのように、座ってコーヒーを飲んだり、展示会に行く感覚で写真を撮ったり、ついでに洋服や雑貨を買いに行ったりと、自由な発想で楽しめる空間となっている。ここで目的を持って過ごすことも、目的を持たずに過ごすことも、それぞれの過ごし方でこの場の意味が多様に定義されていく。そんな公園のような場として、地域に存在していくことを目指した。
今後もPARK SPOTでは、公園とされていない場にポジティブな変化を起こし、新たな価値観「今日は公園で何しよう」と思えるモノやコトを生み出していくことで、公共空間や公開空地の利活用促進に貢献する。