2023年02月16日 09:54

大東建託パートナーズは、2月より、同社グループサイト内に6言語に対応した入居者向け「よくあるご質問(FAQ)」ページを開設した。
同社グループにおいては、2016年2月より賃貸借契約時に国籍データの取得を開始して以降、年間約4500件の外国籍入居者との賃貸借契約を締結しており、この数字は、新型コロナウイルス感染症の流行以降も変わらず推移している。外国籍入居者の内、最も多いのがポルトガル語を公用語とするブラジル国籍者(30%)、次いで中国語を公用語とする中国国籍者(19%)、英語とフィリピン語を公用語とするフィリピン国籍者(14%)と、その使用言語は多岐にわたる。こうした背景から、同社グループは2016年より、多言語による部屋探し・生活サポートを開始。2021年6月には、多言語対応の仲介店舗「いい部屋ネット インターナショナル店(東京都新宿区)」を開設するなど、多言語での入居・暮らしのサポートを積極的に推進・拡大してきた。
今回公開された入居者向け「よくあるご質問(FAQ)」は、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語の6言語に対応。火災保険加入の要否や退去費用など、賃貸住宅に関わる日本独自の慣習についての解説はもちろん、騒音に関するマナーや台風・地震への備えといった、日常生活における困りごとや疑問を自己解決できる情報を提供している。情報はフリーワードで検索できるほか、「引っ越し前の疑問」「契約前の疑問」など、賃貸住宅の入居~退去のプロセスに合わせた目的別検索も可能だ。