2023年02月15日 09:05

食文化は2月、運営するECサイト「うまいもんドットコム」で好評の有名シェフ・一流レストランの高級料理を届ける「名店の味」シリーズとして、瓢亭の「ぐじの蕪蒸しと強肴」の取り扱いを開始した。
瓢亭で出しているそのままの「ぐじの蕪(かぶら)蒸し」と、瓢亭名物の白味噌入り厚焼玉子、鰆の味噌幽庵焼などが入る「如月の強肴」を届ける。かぶら蒸しは、材料を器にあけて蒸したてを楽しめる。聖護院蕪の美味しさ、出汁のきいた餡が素晴らしく感動的だ。
かぶら蒸しは、蕪の白さを雪に見立ててつくられた冬の京料理。蒸すことでふんわりと甘くなった蕪と、まぐろ節と利尻昆布でとった香り高い出汁を葛でとろみをつけた餡が体を芯から温めてくれる。蕪にも丁寧に出汁を含ませてある。餡の中には、ぐじ(甘鯛)、百合根、銀杏、きくらげが入る。あられ柚子まで付く、贅沢な料理だ。
酒が必須の強肴。鰆の味噌幽庵焼、白魚の白煮、明石鯛の求肥巻、自家製あぶりからすみ、鴨ロースとたらの芽、百合根ときくらげの白味噌入り厚焼玉子、一寸豆の蜜煮、きんかん蜜煮、いなりずしの9品。強肴はそのまま食べてもらう。蕪蒸しは、碗に具材を盛り付け、蕪を上にのせ蒸す。出汁を小鍋にあけて沸かし、出汁をかき混ぜながら少しずつ葛粉を入れて、とろみをつけていく。餡が艶やかになれば完成だ。
京都の冬の風物詩瓢亭の「ぐじの蕪蒸しと強肴」のお取り寄せは、3月6日出荷までの期間限定となる。