2023年02月03日 16:06

京都芸術デザイン専門学校ファッションクリエイトコースは、Bioworksと産学連携プロジェクトを実施している。Bioworksが研究開発する植物由来の植物由来のサステナブルな新素材PlaX(プラックス)について、講義・業界研究を通して学習し、サステナブルをテーマとしたアパレルブランドの企画、実物作品の制作を実施。素材にはPlaXを使用した作品を製作し、素材特性を中心に、現代のファッションビジネスの課題解決の提案に挑戦する。
Bioworksは2015年に設立したスタートアップ。ポリ乳酸新素材「PlaX」の研究・開発を背景とするプランニング・プロデュースにより、マテリアルクリエイションカンパニーとして、持続可能な循環型社会の実現を目指している。このたびは、アパレル業界の大きな課題である環境問題について、これから同業界を目指す学生にその解決方法の提案を求めた。
2022年7月より開始し、アパレルブランドの企画、デザイン、実物制作、プレゼンテーションを2~4人のチーム制で実施。BioworksがPlaX等を素材提供し、企画の中間と最終プレゼンテーションのそれぞれに参加。学生指導を行い、2023年1月末に2年生・全6チームが作品を完成した。
教員、企業双方の指導を通して、問題発見力と発想力、客観的な視点を育て輩出することで、業界に寄与する人材育成を目的としている。なお本件の成果は、京都市勧業館「みやこめっせ」にて展示し、学生自身が直接作品や企画を説明・プレゼンテーションする。