2023年02月01日 15:45

エス・ピー・ネットワークは、2月1日から「まるごと点検@ハラスメント防止体制」を提供開始する。

男女雇用機会均等法や育児・介護休業法などにより、企業はセクハラ、マタハラなどのハラスメントについて対策を講じる責任が生じている。また、パワハラの具体的な対策を盛り込んだ改正労働施策総合推進法が20年から大企業に、22年からは中小企業にも適用され、全ての企業においてパワハラ対策が義務化された。しかし、義務化に伴い形式を整えても、いざ相談が入ると対応に戸惑ったり、担当者が不適切な対応をしたことでトラブルが複雑化したりするケースも見受けられる。また、「ハラスメントだ」という指摘を恐れ、必要な指導やコミュニケーションも避けてしまい、真のより良い職場から遠ざかっているという声も聞かれる。

「まるごと点検@ハラスメント防止体制」では、規程や体制、職場の実態把握、担当者の対応スキルの3つの側面から総合的に点検。ハラスメント関連規程や相談窓口の設置などの社内体制を確認する「A点検」、職場でのハラスメントの実態や相談窓口の実効性などを確認する「B点検」、ハラスメント相談対応者が相談に適切に対応するためのスキルを確認する「C点検」でハラスメント防止体制を点検する。同社は03年より内部通報第三者窓口を運営し、年間2000件超の通報を受け付けるとともに企業への調査支援やコンサルティングも行っている。同サービスの「C点検」では、同社のノウハウを基にハラスメントの相談への対応スキルを点検する。

価格は、選択メニュー、従業員の人数などにより都度見積り。サービス開始日は2月1日。

エス・ピー・ネットワーク